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2005-01-08T05:21+09:00

Animation 2005-01-08

テレ東水曜深夜枠秋冬2作品について、雑感。

魔法先生ネギま! -MAGISTER NEGI MAGI-
第Ⅰ時間目の「Asinus in cathedra」をリアルで見たのですけれども、
ガシャ
な感じ。OP を見ただけで、本当に手に持っていた缶ビールを落としそうになってしまいそうになるほど脱力感に襲われるアニメでした。
とにかく作画がひどい。原作がどうのこうのを超えて、天下のジャパニメーションとして完全に終わっている。そもそも全てのキャラが生きている気がしない。某所ではラブひなの作画と比較されている方もおられるようですけれども、それはラブひなを作ったクリエイターに失礼な気がします。線も動きも見るに堪えないことは変わらないのですけれども、まあそこは百歩譲って許容してもそれでも許せないのは着色でして、マリオペイントで塗りつぶしたようなベタっとした感じで生きている感じが全然しませんし、しかも眼の色が両目でそれぞれ違ったりしてるという。機械的な事情で、フルカラーで描いた原画を16色にして動かしているんじゃないかと思えるぐらいにひどい状態です。
あなた誰?と言いたくなるようなキャラもいたり。
もうね、ぶっちゃけ(ry。ED の作画レベルだけはよかったんですが、これを不幸中の幸いと言えるのかどうか…
脚本は取り敢えず原作どおり。
次回予告も作画レベルは変わらないようで、ちょっと改善は期待できなさそう。今週のプリキュアは崩れすぎだとか、いやこのナージャはあり得ないだろとか、シスプリの作画がもうだめぽとか、今まで私はなんて贅沢な文句を言っていたんだろう…
話は今のところ原作準拠で、まあこんなものだろうという感じですか。呪文詠唱のヘボさを含めて演出は今ひとつな感じがありますが、その辺は来週からの展開を見てから。
今のところは最大31人のキャラが喋り捲る声優いっぱい夢いっぱいの声アニメとして楽しむのが正しいような気がします。正直、これはどこを見ればよいのかが全然分からない。何も見るところがないと言うのが第1話を見た感想です。
なお、ぴちぴちピッチの崩れた際の作画よりマシとか言っている人がおられるようですけれども、ぴちぴちピッチは基本的に作画が崩れても喜ばれることがある特殊なアニメなので、あまり比較対照にしないでいただきたい。
双恋
世間ではウニメ扱いされてますけれども、結構楽しかったですよ。もしも2話や3話で切ってしまった人がいたら、僭越ながら正直なところ負け組だと思います。最初から見ていなければそれはそれで勝ち組ですが、1話でも見てしまったのならば5話からの下克上と、終着点としても栄光の12話は見るべきでした。終わり方もなかなかでしたね。今のところ私の中での秋期の深夜アニメ最強はφなる・あぷろーちと双恋で拮抗してます。
10話の自分の想いを述べてしまった菫子からの展開はありきたりではありましたが、懐かしさを感じるシンプルさでした。4人みんなに魅力がある。だけど決定的に好きな娘はいない。その4人から同時に告白されたら…という、まあリアリティの欠片もないと言ってしまえばまあそうなんですけれども、それでも現実を信じられなくなるほどに困る選択肢。そこで主人公が誰も選ばないという消極的で当たり障りのない方向へ思考をシフトさせていくのも理解できるのですが、ところが実はそれは一条姉妹が一度陥ったものと同じスパイラルだというのがなかなか。
7話ぐらいから「2人一緒じゃダメですか?」という双恋のテーゼが崩れていったのを見て、おいおいこれじゃあダメだろうと思ったものですけれども、最後は「2人一緒に同じ人を好きになったらダメですか?」という方向へ(特に桜月姉妹を)もっていきたかったのだと気付きました。
結論には…ならないかも知れませんが、この作品は確かに「萌えアニメ」ではありませんでした。むしろ、単純に萌えを追求するメソッドで双恋を見たら絶対に面白くないと思います。こんなにつまらないアニメはないはず。実際に白鐘姉妹に微妙な人気があったのは、彼女たちにはしっかりと萌えるポイントがあったからです(彼女たちは本編に大して影響がない)。しかし、彼女たちは現実に隣やクラスにいそうな子ですかと言われればやっぱり厳しい感はありますけれども、双恋が描こうとした古典的ラブコメという王道の中の世界だけで考えれば、彼女たちの主人公に対して抱く明確な感情ですとか、あるいは周りの娘や姉/妹を気にするところですとか、その中には確かにいそうな感じがして来ます。事前に前述のアプローチと観念は窓から投げ捨てる必要があります。この作品は、単純で一方的で萌え萌えな展開でもなければ、もっとずっとハイレンジな恋愛とも異なる、もっともっと純粋な思春期の恋愛を描こうとしているアニメだと考えるべきかなと。今になって思えば、夢に雨も必要というのはなかなかの暗喩だとは思いませんか。
DVD は既に注文済です。双恋 DVD-BOX1 SAKURAZUKI は 2005-01-26 発売とのこと。もしも見損ねてしまった方は、是非とも1話からもう一度見ていただきたいです。繰り返しますが、見ないと本当に損なアニメだと断言しますよ。

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